westwoodi westwoodi breed report Plus  

ウッデイー♂蛹〜羽化シーン
カワラ菌糸飼育にて1年1化の個体で最終体重24gでした、秋口交換後にスイッチが入り蛹化しました。足も綺麗に揃っているので不全の心配もなさそうです、人工蛹室で管理し丁度休日に羽化が始まり羽化シ−ンの画像を残す事が出来ました。
夕方より一定のリズムで足が動き羽化の兆候を確認、日付が変わる頃に前足を開き羽化が始まりました。
一旦始まると身を返し背中が割れるまで約3分。ここで上手くうつ伏せになれないと悲惨な状況になりかねませんが、今回は終始見守っているので大丈夫ですね。
背中が割れてから約5分で脱ぎ終わり、脱いだ皮を器用に腹部下へ納め羽根を伸ばす準備をします。
もうここまでくれば一安心です、程無く羽根も綺麗に閉じ無事に羽化しました、概ね82mm位でしょうか。1年1化にしては満足のサイズですね。
約2ヵ月間はこのまま人口蛹室にて管理した後、プラケースへ発酵マットを硬く押し詰め蛹室の形を作り生体を移します。その上に使用した産卵木を適度な大きさに割った物を蓋にし、乾燥防止の為にミズゴケを載せて高温庫にて来季まで保管します。