Hexarthrius

フタマタクワガタ
Hexarthrius bowringi
ボーリンフタマタクワガタ原名亜種
原産地 インド・ダージリン/ブータン
飼育期間 2007〜現在

個人的に独特の内歯がツボに嵌り、また当時ブリーダー間では高難易度の虫として飼育品の流通も稀だった事もあり、異常にのめり込んだ虫です。

ボーリンフタマタ飼育記録

Hexarthrius bowringi baminorum
ボーリンフタマタクワガタ
原産地 インド・アルナーチャル州
飼育期間 2016〜現在

ボーリンの特徴である内歯付け根部分にコブ状の突起が出る。
原名同様に80を超えると大顎の造形が素晴らしい。
像説明
ボーリンについての考察


ボーリンは飼育当初、野外品も飼育品もホントに難しかった。それは自分だけでは無く当時のトップブリーダーさん達も同意見だったはずです。それが2015年に友人から頂いたボーリンの飼育品をブリードしたところ、フォルスター並みに容易に採れる??もちろん、その友人も同様です。

ここからは自分の推測です。難しいの種としてでは無く、血統だったのでは?

当時流通していてた大半が、採り難いマイナス血統であり、逆に容易に採れるノーマル血統も存在していて、年月が経つ間に逆転したのではないかと思います。マイナス血統から採りやすいプラス血統が発現して、それが出回ったとの推測も有りましたが、その後に大量に野外品が入荷したバミノルムのブリードがフォルスター同様に容易な事からも、基本的にボーリンも容易に採れる種だったのか?

Hexarthrius forseri kiyotamii
フォルスターフタマタクワガタ(亜種キヨタミ
原産地  ミャンマー・サガイン/インド
飼育期間 2005〜
画像は自己飼育で最大のサガイン産の83mmです。キヨタミはインドアルナーチャルからも過去に入荷しており、顎の湾曲が少なく若干赤見の有るボディでフォルフォルとの中間的な感じです。

フォルスターフタマタ飼育記録

見出しHexarthrius forsteri forsteri
フォルスターフタマタクワガタ(原名亜種)
原産地 インド・メガラヤ
飼育期間 2007〜

WDボーリンを入手した2007年秋に突然初入荷。顎の形状とボデイの色に亜種キヨタミと明確な違いが有り魅了されました。
自己記録は2010年の85mm台で飼育記録との差は広がるばかりです。

フォルスターフタマタ飼育記録

Hexarthrius forsteri nyishi
フォルスターフタマタクワガタ亜種ニシ
原産地 チベット自治区/インド・アルナーチャル
飼育期間 2016〜

近年新亜種として登録されたニシは強い赤身と光沢感が有ります、緩やかな湾曲の有る大顎はキヨタミともまた違いの分かるものです。

フォルスターニシ飼育記録 画像説明

見出しHexarthrius mniszechi
ムニスゼッチフタマタクワガタ
原産地 インド・メガラヤ
飼育期間

野外品の入荷数は一番少ないかも知れません、ただ飼育は容易な部類で人気種にて飼育品の流通は途絶えません。
飼育方法はフォルスター同様です。

見出しHexarthrius melcyoritis
メルキオリティスフタマタクワガタ
原産地 ミャンマーサガイン
飼育期間

ムニスゼッチと非常に似ているが、上翅に赤みが出る特徴が有ります。野外品の入荷は暫く途絶えてます。
飼育方法はフォルスター同様です。像説明

Hexarthrius mandiblaris mandibularis
マンディブラリスフタマタクワガタ(原名亜種)
原産地 ボルネオ.サバ
飼育期間 2008〜2014
サバ産のマンディは赤見の強い個体が出る傾向が有ります、100upの個体はマンディ特有の粗々しさに加え強い赤のコントトラストが綺麗で見応え十分です。

マンディブラリス飼育記録

見出しHexarthrius mandiblaris sumatranus

マンディブラリスフタマタクワガタ
原産地 インドネシア・スマトラ島ベンクール
飼育期間 現在

スマトラマンディの魅力は何と言ってもデカくなるところでしょう!
内歯が上側下側で原名亜種との違いは有るものの、スマトラ産でも赤見の強い個体が存在するのも面白い。

Hexathrius parryi elongatus
エロンガツゥスフタマタクワガタ
原産地 ボルネオ・サバ
飼育期間 現在
パリーフタマタ、所謂セアカフタマタです。ボルネオ産(江ロンガツゥス)は脚が赤く上翅も綺麗、野外品の入荷も少ないので、どれか一と言われればコレ。
原名亜種はインド、他亜種にはdeyrollei (タイ・ミャンマー)、paradoxus (スマトラ島・マレー半島)

Hexarthrius dabisoni
ダビソンフタマタクワガタ
原産地 インド
飼育期間 2008〜2012
野外が入荷するのも稀なのですが、寿命の長さと市販されてる産卵木で多産します。初心者の方でも大型個体を狙え飼育も楽しめるオススメのクワガタです。

Hexarthrius aduncus
アドゥンクスフタマタクワガタ
原産地 ミャンマー/インド
飼育期間 2009〜2012

個性的な種が多いいフタマタの中ではオーソドックスなスタイルですね。ツカモト・ビタリス他等の種と産地毎の個体差も見られます。

フタマタクワガタの飼育

フタマタの飼育内容は各種飼育記録を掲載してますので参考にして下さい。