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フキヌキシカクワガタ
原産地 ミャンマー カチン
飼育期間 2009〜2013
2012BE-KUWA飼育ギネス獲得
原名亜種を幾分大きくしたような黒いシカです。野外品の入荷は極稀ですが、飼育品が流通しており入手可能。 |
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スぺキオススシカクワガタ
原産地 タイ
飼育期間 2008〜2013
シカの代表格とも言える綺麗な虫です、野外品の入荷も続いておりWD個体からの飼育も可能。材割採取個体もありますから購入時に状態確認しましょう。画像説明 |
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ディディールシカクワガタ
原産地 マレーシア キャメロンハイランド
飼育期間
シカで最も大型になる種で人気の高いクワガタです。野外品の入荷も続いており入手し易いのも良いですね。 |
シカクワガタ(crenattus)は産地毎の特徴が有り亜種分けされてます、タイワンシカ(原名)・中国シカ・フキヌキの黒一色のタイプ、黄色褐色のスぺキオスス・カワノイ・ボイアレイが之までに入荷してます。個人的には頭部にも色の出るスぺキオススがお気に入りです。ディディールの芸術的な大顎も魅せてくれます。
ミャンマーには赤褐色のレーマンシカが居る様ですが、まだ生体で入荷したと言う話は聞いてません。
基本的に羽化した翌年の6〜9月まで休眠する虫です、雌雄共に確り寝かせてシーズンに活動させた個体は上手く行くと思います。
また、良く耳にする失敗例で羽化後2カ月程度で餌を与えると中途半端に活動してしまいセット組んでも休眠してったり、最悪★になる可能性も有ります。
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中国クロツヤシカ
原産地 中国広西壮族自治区 他
飼育期間 2008〜2012
2012飼育終了〜MAX66mm |
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オーベルチュールシカクワガタ
原産地 ベトナムハザン
飼育期間 2004〜現在
エナメル感漂うボディに黒と赤のコントラストに加え大顎のRも絶妙、昔から好きなクワガタです。 |
シカ(crenatulus)と比べると、また違う雰囲気の有るクロツヤは以前ニセシカとも呼ばれてた種です。中国クロツヤ・ザウテルよりも若干小型の種になりますが、赤褐色を覗かせるエナメル的な光彩を持つオーベルシカの存在は大きいですね。
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マキシカクワガタ
原産地 ベトナム
飼育期間 2008〜2009
2007年に新種として入荷した種です、後に広範囲に分布生息しているのが判明しました。 |
1属1種のマキシカは比較的近年に新種として入荷した虫です。同じベトナムにはマキシカの顎が長く伸びた様なスタイルのペロッティも生息してますが、こちらも1属1種と分類されてます。
シカ・クロツヤシカ(ニセシカ)は近年でも新種が出てる種です、特に今後も中国側からの新種発見が予想されます。またミャンマーに生息するレーマンシカ(赤いスぺキオスス的な)の入荷も待たれますね、それ以外の種は野外品の入荷が少なくなってる昨今でも飼育品が流通してるので入手し易いでしょう。また、飼育に必要な資材も市販品で十分出来ますから初心者の方にもオススメ出来ます。
幼虫飼育は発酵マット・菌糸に対応し特に難しい種ではありません。菌床飼育はヒラタケ系・カワラ系の何れも使えます、根喰い系に実績の有る物を選んで下さい。
幼虫期間は約1〜1年半。
基本的に羽化後は翌年のシーズン(初夏〜夏)まで休眠しますが、クロツヤ系はややルーズで羽化より3ヵ月程度で活動開始するケースも見られます。羽化後は確り温度管理を行い雌雄の活動時期を合わせましょう。
殆どのシカはマットに産卵木を埋め込んだ通常のシカセットでOKです。
基本的に材の方へ産卵しますが、発酵マット側へも産卵します。
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ケース底面に発酵マットを固く敷き詰め産卵木を配置し、上から発酵マットを被せます。
画像では柔らか目のエノキ材を使用してます、コナラやクヌギのホダ木も可。 |
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マット上部に餌と転倒防止に端材や水苔を配置し、後はペアリング済みの♀のみ投入します。
♀が30mm前後となる種が大半の為、卵も非常に小さい物になります。慣れない方は無理に割り出さずケース側面に幼虫が見えだした頃に回収した方が宜しいかと。 |
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交尾欲は強い方で成熟してる個体同士ならスムーズに行える。
気性が粗い一面もある種なので、万が一の為に♂の顎を固定するのも良いでしょう。
画像の様にメイトガード中でもカメラに向かって威嚇してきます。 |
小型とはいえシカは休眠期間の長さゆえ累代の途切れやすい虫です。季節感を感じられる管理温度で羽化の翌年シーズンまで管理して下さい。
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