今季はWDの購入を見送り飼育品からのセットのみ組む事にしました。すでに昨年羽化させたWF1より2♂4♀ にて4セットのブリードは確定してますが、そのセットに使う材のやり繰りに悩んでる中でWDに手を出しても満足な結 果を残せないのはと。 また円安の影響でしょうか、価格も例年以上でしたね〜まあ正直手が出ませんよ。 2011年度のブリード個体から2♂4♀が今期の種親です、♂2ライン♀3ラインにて、今回得られる幼虫はF2と CBF1になります。
産卵セットの組み方には皆さん拘りが有るかと思います、私の場合は底部へマットを薄く敷き材は縦置きです。原 名ウッディのブリードを経験すると分かる事ですが、産卵時において材のみに反応度が高くマットへ潜って産卵するケ ースは見た事が有りません。 マットの上には加水した水コケを敷いて、その上にゼリーを数か所配置し汚れたら水コケごと交換し長期間セットを 清潔に保てます。また水コケは♀が埋め戻す時にも利用しますので是非お試しください。 る
2013.8.27 本日までに3セットまで組み終わり、とりあえず全て産卵行動を確認したのでテスト採卵を各々行いました。
2013.9.5 今期最初のセットとなったE−LINEが序盤より好調なスタートで当たり♀の予感がしたとたんに、回収した半数が 腐りだしてしまったのです・・・う〜んコレは、と思った矢先今度は2個産みラッシュ、完全に負のスパイラル突入した感 じです。 そこで最初から良い卵を6個続けて産んでる3番目の♀に良い材を与える方針にし様子を見まる事にしました。そ の後の確認で期待した3番目は1個に対し1番目は状態を持ち直したのか真面な卵を9月に入って4日で8個と予 想とは逆になりました、、再度特待セットへ投入したのは言うまでもアリマセン。(^_^;);)ブリードのCラインとBラインとか らのC 2013.10.5 1ヶ月ぶりの更新になってしまいました、8月中に組んだ4セットは現時点で続行中です。その4♀のCBF1とF2 の2ラインが良好で産卵数と卵の状態も良く、この2セットを中心にブリードしてます。 今日現在でトータル孵化数30頭、回収済みの卵より順調に膨らみ孵化の見込めそうな数も結構残っているの で今期のブリードも何とかなってる様です。まだ日に5個位産んでる♀も居ますが、材のストックも残り数本になり今 後は産卵数も落ち込む事が予想され、一昨年の100頭超えは難しい感じです。 今回諸事情により簡単な途中結果報告で申し訳無いです、今期のブリード内容の詳細は後日纏めてUPする予 定です。
むし社さんよりBE−KUWA50号に載せるブリードレポートの依頼が入りHPに載せる予定の飼育データーを利 用した事で重複を避ける為に中断してました。その後モチベーションも上がらず放置状態になり申し訳有りませんで した。<(_ _)> さて自身3度目となる昨年2013年度原名ウッディのセット結果ですが、140頭の幼虫を得る成果を残す事が 出来ました。今回もセット期間中コンスタントに状態の良い卵を産んでくれる♀が2頭居た事が結果に繋がりまし た。 序盤CBラインの♀が好調で今期のエースはこの個体であろうと考えてました、しかし累代F2となるCライン♀が開 始より徐々にペースを上げ最終結果を大きく押し上げてくれました。今回のトップ2は2011年初回ブリードで100 個以上産卵した♀の子供と言うのも何か理由が有るのでしょうか?実際に一番産んだのはCライン同士のF2、次 に♂Bライン×♀Cラインでした。ウッディはF2世代になると採り難いと言った通説も信憑性が薄くなったと感じます ね。 中盤以降材不足になり状態の良い2セットのみ材交換を行い、残り2セットは10数頭採った時点で半ば放 置してましたから、産卵木に余裕さえ有れば後30頭以上は採れたかも知れません。 2013年度は1年1化グループのみでのセットでしたが、内容的にも2年1化に劣るものでは無かったと感じまし た。また累代においてもF2でも100頭近く産ませる事が可能であると言う検証結果も出ました。ウッディのブリード に措いてマイナス要因とされてた事柄も実際には左程影響も少なく他の種と変わらないとの検証結果となります。 ではウッディの何が難しいの?と聞かれると最終的に♀の当たり外れと答えたいところです。こればかりは目に見え るものでは有りませんが、自身で丁寧に育て万全の休眠管理〜成熟させる事で、よりコンデイションを高めるのが 成功への道であると思います。 2014今期はカリンポン産の2年1化からと1年1化のダージリンWF1の原名ウッディと2年ぶりのカズミアエのセッ トを予定してます。また時期になりましたら飼育レポートを再開しますので今後も宜しくお願い致します。 |